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フランスワイン ボルドー赤 サンテステフ格付第2級 コス・デス・トゥルネル  1988 10P080509


フランスワイン ボルドー赤 サンテステフ格付第2級 コス・デス・トゥルネル  1988 10P080509
19900 円
現在の格付けの評価は1982年以降は第一級に相当する評価を得ている、第2級でもトップシャトーの1つ。平均樹齢:35年ブレンド比率:カベルネ・ソーヴィニョン60%、メルロ40%コス・デストゥルネルは(驚いたことに、コスはsを「ス」と発音するのだ)、1990年代半ばにベール・タイヤン・グループに売却され、その後スイスの大事業家ミシェル・レビエに転売されたが、それまではブリュノ・プラッツの見事な管理の下で、サン=テステフでは最高の評価を得ていたものだ。
1982年から1996年までのワインは急速に力をつけてきたし、ほとんどのヴィンテージでメドック最上のワインを生産するだろうと期待できたのである。
シャトーはアジア風のパゴダのような外観で、ポイヤックとの村境のすぐ北、その著名な隣人ラフィット・ロートシルトを見下ろす丘の背にある。
メドヤックにしては珍しく、コスはブレンドに使うメルロの比率が高いことと(40%)、新樽を使う比率が突出して高いこと(60〜100%)が他と一線を画す特徴だ。
この、オー=メドックでは最も高い部類に入るメルロの比率が、最近のヴィンテージに目立つ、肉づきの良い、豊かな舌触りという個性の元である。
1990年代後半まで経営者であり所有者でもあったブリュノ・プラッツは、新しいワイン技術を取り入れる前衛的なつくり手に属した。
このシャトーは、ボルドーの主要なシャトーの中では数少ない、樽熟成前と瓶詰め前の2度濾過処理することを金科玉条としているシャトーの1つだったのだ。
しかしながら、プラッツは考えを変えて、1989年の瓶詰めの前には2度の濾過を省略する決定をしたし、2002年には、彼の息子で経営者のジャン=ギヨーム・プラッツがすべての濾過処理をやめた。
その成果は飲んでみれば明らかである。
1950年代、1960年代はモンローズの後塵を拝してきたが、1980年代に入ってボルドーで最も人気の高いワインの1つになっていたのである。
コス・デストゥネルは、例えば1993年、1992年、1991年といった困難なヴィンテージで特に成功してきたことにも注目しておきたい。
所有者は1990年代後半に変わったが、このシャトーはいまだに非の打ちどころなく経営されている。
『BORDEAUX ボルドー 第4版』ロバート・パーカー著より抜粋
フランスワイン ボルドー赤 サンテステフ格付第2級 コス・デス・トゥルネル  1988 10P080509
19900 円

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