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2011年、テレビが消える―光ファイバ、ケーブルテレビ化の真相
価格:¥ 1,890
黒田 充(著)
おすすめ度
黒田 充(著)
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アナログ停波反対の立場はわかるけど
アナログ停波反対の立場はわかるけど、そこへ持っていくためにかなり公平感を欠いています。
例えばあちこちに「高くて大きなデジタルテレビ」という表現がでてきますが世の中の急速
な薄型テレビの低価格化については全くふれていません。
また、アナログテレビ停波を題材にしながら主軸は地域の光ファイバ化の問題点です。
本書の内容からするとこっちの方にテーマを絞るべきではないかと思います。
テレビのデジタル化が進む中で「逆の立場」で意見を述べているのに興味がありました。
ただ残念なのは問題提議だけで終わっています。より現実的な国策への提言があれば良かった
のですがこれでは言い放しです。この立場の本は少ないので、次回は最近の動向を加味して
現実的な解決策の提示をお願いします。
ブロードバンド亡国・・・
現在、人里離れた過疎の村で、光ファイバーを張り巡らせ、各戸にBフレッツとケーブルテレビの導入が進められている。数百人程度の村でも億円単位でかかるこの事業は、補助金と村の負債で進められている。しかし山村で暮らす年金生活者はパソコンを大型テレビも持つ余裕がないのだ。
「ブロードバンド・ゼロ地域解消」「地デジ」がいかに国民不在の国策であるかを思い知らされる一冊。