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土井勝 日本のおかず500選
価格:¥ 2,548
テレビ朝日
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うーん
今の日本の現状には合わないかも知れません。
たとえば、「うど」は水にさらす。となってますが、今春先にスーパーででまわってる
栽培されてるうどは、昔と違ってくせもないし、水にさらせばかえって、
あの春の香りが損なわれてしまう・・
たとえばほうれん草は昔に比べて20〜60%もビタミンCが少なくなってるし
ねぎに関しては90%も減少してるといわれている。
そんな野菜事情なのに、昔のように下ゆでしたり、水にさらしたり、あくをとったり・・
の調理法では、ますます栄養がなくなる。
この本は、献立の参考にはなるかもしれないが、調理法が昔のままなので、
そこらへんに注意が必要。中には、そういった下ごしらえが必要な食材があるにはあるが
本のまま鵜呑みにするのではなく、自分なりに工夫したほうが良いかと。
あと、こんぶを固く絞った布で拭く、とかあるけどそのまま使ったほうが良いと思うし・・
私は、和食ならば、弓田亨先生の本や、浜内千波先生のレシピを参考にしている。
まさに日本のおかず
最近のおかず大全集などでは見られなくなった、古風な
薄っすら茶色に染まった食材のおかずがたくさん載っています。
本書の素晴らしいところは、おかずの盛られた器です。
料理によって器の形や深さを合わせ、素朴に盛ってあります。
表紙が器なのも、そういう意図があるのかもしれません。
料理の腕は確実に上がる。
自分が作った料理なのに、おいしいおいしいと言ってご飯が食べられます。
今まで自分で作って食べていた高野豆腐やひじきなど、今思えば、おいしくなかったんだなあと思います。
微妙な味付けが気になるような煮物は、この本ですっきり解決します。
私の料理本ナンバー1
料理本が好きでついついたくさん集まってしまいます。
お洒落な料理の本、写真がきれいな本、いろいろありますが、
実際一番活用しているのは、素朴なこの本です。
あらかじめ献立を考えず、スーパーでお買い得だった食材を適当に買ってきても、
この本を開けば、必ず作れるメニューがあります。
そして、どれもしみじみと本当においしい!
決して目新しくはない料理ばかりですが、
普通の毎日の家庭料理をきちんとおいしく作れます。信頼して間違いないレシピです。
ボロボロになった時用に、もう一冊買っておきたいくらいです。
普通のおかず
毎日毎日たべる「おかず」を,毎日毎日つくるのは大変だ。
ケンタロウとか栗原はるみの息子みたいに,ニンニクやチーズがいっぱいのコテコテ創作料理をたまにつくるのは簡単であるが,普通の「おかず」をつくるのは簡単なようで難しい。
そして「普通」であるから目立たないし,できて当然の感がある。そのせいか,例えば,「普通の」きんぴら,「普通の」カレイの煮付け,「普通の」おでん,といった料理のことを書いてあるレシピ本は意外と少ない。
この本は「普通の」おかずがたくさん載っていて大変便利だと思う。食べる人の顔を見ながらおかずを作る,という土井さんの真摯な姿勢もよい。