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新 必殺仕置人 VOL.11

新 必殺仕置人 VOL.11
価格:¥ 5,229
出演:藤田まこと,中村嘉葎雄,火野正平,中尾ミエ
おすすめ度
手放す気になど一生ならないであろう名作
最終話「解散無用」は、語るだけ野暮と言われてしまうほど有名な最高傑作。 ラストの仕置に向って高まるボルテージ、主水のググれば二千件は軽くヒットする名台詞、そして伝説となった念仏の鉄の最期…どれもこれもが素晴らしすぎる。 でもこれではあまりに凡庸すぎるレビューになってしまうので、個人的な見所を。 私としてはやっぱり主水。この男のカッコ良さときたらハンパじゃない。犠牲となった仲間への想い。鉄と同じく外道は許さないという長い間眠らせていた己の信念。様々な思いを胸に、許せぬ外道に怒りを込めて大上段から振り下ろす三撃目の一太刀。私はこの一撃に完全にノックアウトされてしまった。 鉄の散り際は勿論文句なくカッコいい。しかしなぜ、ただ一人元の昼行灯に戻っていく男がああもカッコいいのか。それはきっと、中村主水が本気になった一夜を私が目撃してしまったからだろう。
すべては愛情無用
愛情無用、解散無用は続けて見る事で一本の映画であった。その映画を見ていた時、私は正八の存在が我々視聴者の代弁者である事を感じた。それまでまるで知り合いの様に好感を持ち、羨望の眼差しで主水、己代松、鉄たちを見てきた。それは実の仲間であった正八もそうだったはず。しかし己代松は植物人間となり鉄も死んでゆく。我々同様怒りを感じドスを取る正八。しかし主水が止める。お前に何が出来るんだ?そう言った後、そっと正八の頭を撫でる主水。この時まさに私は正八であった。泣く事しか出来ない正八を見ると所詮傍観者でしかありえない無力な我々のどうしようもない気持ちと重なる。その後正八はおていと共に己代松に加勢し仕置する。我々の気持ちを代弁するが如く。そして去っていく。己代松も鉄も二度と帰らぬ旅に出て、主水も表の生活へ帰っていった。舞台となった江戸も我々の世界から夢幻の様に消えていった。愛情無用と言わんばかりに。そして我々も現実へ帰っていくのだ。
何回も観たくなる
第38回「迷信無用」、第39回「流行無用」、そして、2話連続で見事に話が畳み掛けるように流れる第40回「愛情無用」と第41回「解散無用」。 脚本家が別なのにも関わらず、見事な話の流れで何回観ても見飽きない個人的にも最高傑作と思います。 虎の会の死神が最初の最後に感情に任せるまま行動して、仕置きの競りにかけられるが、念仏の鉄の仕置人チームと死神に仲間を殺された仕置人チームとの獲物の取り合いという異色の「愛情無用」、虎の会の乗っ取りを企てて念仏の鉄チームを引き込もうと策られて、最初の的となり廃人になる己代松、乗っ取り組から己代松を取り戻そうとして逆に罠にはまる念仏の鉄、最後の切り札となり相手方に乗り込む主人と気の抜けない傑作だと思います。 初めて仕置人を見るのに一番取っ付きやすい作品だと思います。

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