テレビ朝日通販ショップTop >  ドラマ >  必殺仕置屋稼業 上巻

必殺仕置屋稼業 上巻

必殺仕置屋稼業 上巻
価格:¥ 19,950
出演:沖雅也,新克利,渡辺篤史,小松政夫
おすすめ度
一生その首かせから逃れられないのと違いますか?
「いっぺんお仕置きをした人間は、一生その首かせから逃れられないのと違いますか?」仕置きの仲買いをする女、おこうに尻を叩かれ、闇の稼業を再開する主水。傑作、佳作が多く特に市松、印玄、仕置屋たちの過去を掘り下げたエピソードが秀逸で、難関突破の仕置きもシリーズを盛り上げる。業苦に喘ぐ剣客と中村主水の因縁。必殺がシリーズ化し、脚本陣の冴え渡る話作りが多くのバラエティに富む結果となった。
生きるも地獄,死ぬも地獄
 殺しの依頼から遂行までの過程を描いた正統派の作品。故・沖雅也が演じる市松の妖しい美しさは,必殺シリーズでも白眉のもの。主水と市松は,常にぶつかり,仲間同士にかつてない緊張感が生まれる。それをやわらげる印玄と捨三のボケとツッコミもなかなかのもの。そんな印玄にも暗い過去があったのだが・・・。初めての主水の部下として登場した亀吉(小松政夫)の「もう嫌,こんな生活」の決め台詞は爆笑ものである。
テレビ時代劇の到達点
テレビ時代劇という制約の中でも、きっちりと練られた脚本と演出、さらにはフィルムで再現される映像美。当時のテレビ番組の完成度の高さを垣間見れる傑作テレビ時代劇シリーズです。上巻では1話目からかなり大胆なシリーズの世界観をもののみごとに披露していますが、圧巻は2話の「一筆啓上罠が見えた」。とびたつこと津川雅彦が、市松の育ての親代わりでありながら、裏家業の元締めとしての悪行を見事に演じ切っておりながら(少女との絡みの凄さ)、全体を貫くユーモアの演出と、効果的なBGMでシビアに引き締めるそのメリハリの加減が、絶妙なバランスをもって完成度を高めています。16話「一筆啓上欺瞞が見えた」は依頼人山田五十鈴により別格の完成度を誇っています。特に依頼人の目の前での仕置きのラストシーンは鳥肌ものです。
シリーズ中ある意味最も時代劇らしい必殺
中村主水(藤田まこと)が3度目の登場を果たす本作品。良くも悪くも中村主水を中心に物語が展開されています。とは言え主役一人におんぶにだっこというわけではなく脇を固めるキャラクター(市松:沖 雅也、印玄:新 克利、おこう:中村玉緒、捨三:渡辺篤史)もしっかり作り込まれ、飽きさせません。

作品世界(雰囲気)、音楽などある意味必殺シリーズの中でも最も時代劇らしい作品だと思いますので、必殺マニアでない方でもすんなり入って行きやすいかもしれません。かといって内容がソフトすぎるわけでもないというこの絶妙のバランス感が本作品の一番の魅力です。

クールな殺し屋、市松登場
後の必殺シリーズで、組み紐屋の竜として人気を博す事になる京本政樹氏自身が影響を受けたキャラクターであると述懐されている、沖雅也演じる第2の必殺キャラクター、市松の登場です。前回の仕置人で演じた熱血漢「棺桶の錠」とは正反対のクールで凄腕の殺し屋「市松」の活躍をお楽しみ下さい。特に、第1話の初登場での鮮やかな殺しのシーンと、手に汗握る中村主水との対決シーンは必見です。また、新克利氏演じる怪力坊主の印玄の、高所恐怖症の人間には想像するだけでもぞっとするような殺し技や、今やバラエティ番組やCMで大活躍の中村玉緒さんや主水の手下役の小松政夫氏等、脇を固める俳優さん達もユニークで見所満載です。

関連エントリー

テレビ朝日通販ショップTop >  ドラマ >  必殺仕置屋稼業 上巻

お気に入りに

  • My Yahoo!に追加
  • Yahoo!ブックマークに登録 Yahoo!ブックマークに登録
  • Add to Google
    • seo