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決して音楽は悪くないのですが

音楽が悪いわけではないのですが、ディスク3に生産過程に問題があると思われる音跳びがあるのに、コロムビアが今だに自主回収、交換などの動きをとらないから星は少なくしました。・・・セカンドプレスからは、ちゃっかりと音源を差し替えたりするのかな?それとも慣例のごとく知らん顔?発売日に商品を買ってるユーザーのことをもう少し考えて欲しい。 そうコロムビアさんが売りっぱなしで知らん顔してるのは商品なんですよ。商品に欠陥が見つかれば、大半の業種のメーカーなら、あらゆる手を尽くして、目の色を変えて自主回収しなければ世間が許してくれないでしょう。

結局、買いました

　発売した当初は、「どうして、コロンビアとVAPと２つのメーカーから出すの？」って思っていたので、前に出てた総音楽集を持っていたこともあり、購入を控えてました。しかし、あるレンタル店で借りて聴きながら解説等を読んでいたら、欲しくなったので買ってしまいました。 　解説内容はVAPの物と同じような文面でもありますが、その辺は気にしなくてもいいんじゃないかと思います。前のは音のレベルが小さかったし発売から年数経ってるので、リマスターはうれしいです。曲の順番がストーリー順なのもこのメーカーならではですね。 　４０年記念で発売するなら、モノラル音源を擬似ステレオのような形にできたらよかったんじゃないでしょうか。（無理なんでしょうか？） 　

新発見はいくつかありました

いくつかの表記の間違いがありますが、これで殆どの音源が手に入ります。 音質が良くなっているかどうか？という点では、私の感覚では「無駄な手入れ」だったのではないか？と思います。リマスタリングは、ノイズに埋もれた音を取り出すものではなく、ノイズを減らす作業でしかなく、原音のイメージは損なわれてしまいます。もっとも、それは「聴きやすいＣＤ」を目指しての作業であるとすれば否定するものではないのですが、残念ながらもう少しノイズが残っても構わないので、そのままの音を記録して欲しかった、というのが正直な気持ちでした。

音質最高　まさに待望の永久保存版

今まで、マスターテープに起因するノイズに悩まされ続けたセブンのＢＧＭが遂に完全復活！サブウーハー付きのシステムで聴いても高音質ヘッドホンで聴いてもそのマスタリング技術の成果が手に取るように分かります。各曲の完成度が高いだけに残念だった音質が、やっと現在の技術でリスナーの耳に追いつきました。曲の構成も正攻法であり、初体験の世代にもコアなファンにも文句無くお奨めできます。また、永いこと待ち焦がれた”ウルトラ少年の唄”のカラオケも久々に、また他番組からの流用曲もフルサイズで収録と流石はコンプリートエディションと銘打つだけのことはあります。ここまで完成度を追求したディスクを提示されると、ＣＤ製作者の心意気まで伝わってきます。セブンが、また冬木透さんが好きな人は必携でしょう。

いまさら

過去何度もCD化され、構成的に光るキング版、一曲一トラックが嬉しいバップ版があり、流用曲もフォローされてる今、何を望のか? まあ、構成が解らない時期に評を書くのも変だが、最近出たメタルダーの新コンセプトによるソフト化が素晴らしく、ティガのコンプリートがコンプリートされていない現状を見ると余り期待はしていない。セブンのコアなファンはすでにCDは揃えているだろうし、新たな若年ファンが買うとは思えないのだが……。