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エコエコアザラク~眼~ ディレクターズカット DVD-BOX
価格:¥ 26,250
出演:上野なつひ,三津谷葉子,杏さゆり,嘉陽愛子
おすすめ度
出演:上野なつひ,三津谷葉子,杏さゆり,嘉陽愛子
おすすめ度
シリーズ最高の出来です!
このシリーズは代々、ミサ役を演じる女優さんが美人ぞろいなのですが、この眼シリーズは脇を固める女優さんたちも美人揃いです。主役の上野なつひさんも謎めいた役を好演されています。一度観出すと止まらないのがこのシリーズの特徴ですが最後は残酷な終わりかたをするのは眼シリーズも同様です。大人が楽しめる作品です(逆に子供達には見せるべきではない内容ですが)
渡辺いっけい氏の名演が光る
テレビシリーズという事で
やはり偉大な佐伯日菜子さんの主演作とどうしても比較されてしまいがちで、
実際どうしてもパンチが弱い部分が否めませんが、これはこれで楽しめました。
地下SMクラブに居候するミサ、全身包帯&赤いドレスの娼婦の少女、
ジル・ド・レイ伯爵のチフォージュ城の逸話、
バタイユの「眼球譚」、陰陽道賀茂一族の暗躍と南大門、
そしてロダンの“地獄門”。これらのフィーチャーの数々に燃えられる
好事家の方なら御薦め出来ます(笑)
逆に言うとかつてほど万人に御薦め出来るような作品ではありませんね。
よくも悪くもマニアックです。
しかし名優渡辺いっけい氏がその実力を大いに発揮している事に敬意を表して
作品に☆3つ、いっけい氏に☆2つを進呈です。
氏が演じた探偵田上寛は全シリーズを通して
最も格好いいエコエコアザラクの男性の登場人物ではないでしょうか。
新生・エコエコアザラク
吉野公佳の劇場版第一作と、佐伯日菜子のTVシリーズのインパクトが強過ぎるためか、ファンの間でもあまり話題にならないこのシリーズ。けれどもDVDとして改めて観て見ると以外に意欲作だったのではないかと思いました。第一に、97年に放映されていた前回のTVシリーズに比べ、04年に放映されたこのシリーズは映像が格段に美しい。特に、上野なつひが演じる黒井ミサが夜の東京の街を彷徨う第一話と、三津谷葉子と笹岡莉紗が演じる女子高生が哀しい最期を遂げる第八話は、旧作のような派手さはないものの、美しく神秘的な雰囲気を全編に漂わせる本シリーズを象徴しているといえるでしょう。第二に、ストーリー構成における試み。佐伯さんのシリーズがオムニバス形式で進行していったのに対し、このシリーズは全13話でひとつの大きな物語を成します。第三話までに主要な人物はほぼ出揃いますが、一見何の関係も持たない彼らが、黒井ミサを中心に思わぬ方向からつながっていくのが面白い。話の内容も、現実問題7年前よりもさらに深い闇を抱える東京を舞台に、黒魔術や魔女の存在意義自体が変化しつつあることを提示する画期的なものとなっています。残念でならないのは、シリーズ終盤における、視聴者を置いてけぼりにしてしまうあまりに乱暴な急展開。序盤から張り巡らされた数々の伏線の回収と、善・悪各サイドの主要人物達がたどり着くそれぞれの結末をもっと丁寧に描いてくれれば良かったのですが、映像を見てるだけでは何が何だか分かりません。DVD-BOXに附属のブックレットを読めば、かなりの謎が解消するものの、それでも多くの疑問が残ります。とはいえ、とりあえず21世紀のTVドラマに黒井ミサが復活したことを祝して星4つとさせて頂きます。次にエコエコアザラクが映像化されるのはいつになることやら・・・。
新たな解釈の『黒井ミサ』
佐伯日菜子のミステリアスなイメージの『黒井ミサ』が強く印象に残っていて、どうかなって感じでしたが、見慣れてくると、切れ長の眼をした和風美人の上野なつひ版『黒井ミサ』も、なかなか素敵です。 オープニングで、都会の闇にすっくと立つさまは、特に印象的です。 第5話「呪痕の城」で使った『百歩神拳』風の気のエネルギー弾は、魔力というよりは、ストリートファイターの『波動拳』のようで、大柄な体の上野ミサには、こうゆう『戦闘モード』って、今までのミサ役の中で一番似合ってますね。 物語としては、ストーリーの流れが錯綜して、イマイチ主人公に感情移入出来ないのが難点で、呪詛、邪眼、バジリスク、地獄門、等の魅力的な象徴・イメージが、物語の構成要素として上手く落とし込まれておらず、話がダンジョン(迷路)の中を行きつ戻りつするような感覚があります。 まあ、ミサ役の上野なつひ、邪眼使いの来栖あつこ、女子高生役の三津谷葉子・杏さゆり・嘉陽愛子・笹岡莉紗・千代谷美穂など、登場する美形キャラが、ストーリーの欠点を十分補って余りあるとは言えます。 魔術儀式用の短剣は、ヌイグルミの『ビケちゃん』から抜き出すのではなく、佐伯日菜子のミサのようにスカートをめくり上げて太ももから抜き出して欲しかったですね(笑)。