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しかし、ｼﾞｬｹｯﾄのｽﾘｰｳﾞ･ﾃﾞｻﾞｲﾝを見る限り、見てみたい、と
思った。
また、とどめの3曲がどのような場面でかかるのかが気になる。

そのとどめの3曲とは「tokyo night」「the core」「heaven or hell」。

全体としてｵﾘｴﾝﾀﾙ調の曲調が続く中で、これら3曲の突出した空気感は
ずばぬけている。
ｲﾒｰｼﾞとしてはﾊﾘｳｯﾄﾞのSFｱｸｼｮﾝ映画のｽｺｱを彷彿させる。
しかし、同時に川井氏得意の切なげなﾒﾛﾃﾞｨを十分堪能出来る
3曲である。
また、空間を十分意識したﾐｷｼﾝｸﾞの技術も冴え、深みもある。

ﾀｲﾄﾙは「音楽集弐」となっており、「壱」の方を担当した
ﾀﾆｳﾁﾋﾃﾞｷ氏の音楽が後半数ﾄﾗｯｸ含まれている。

その全く違う音の質感に唖然とするとともに、残念ながら
ﾀﾆｳﾁ氏の音楽的な素養があまりにﾁｰﾌﾟなのに驚く。

同じ1枚のｱﾙﾊﾞﾑの中に混然と並んでいると、こうも
違和感が明確になるのも問題であろう。

体裁は紙ｼﾞｬｹｯﾄ仕様。従い、通常のCDﾗｯｸには収まらない。